町花、町木

湧別町の町花・町木

 平成23年5月1日に、町のシンボルである町花、町木に「チューリップ」と「オンコ」を制定しました。
「チューリップ」と「オンコ」とした理由は、町花町木検討委員会の答申をもとに町民アンケートで最も人気の高かったことから、湧別町にふさわしいと判断して決定しました。
 花と木を愛し、緑豊かな郷土を育むために、町民の皆様のご協力をいただきながら普及推進を図ります。

町花 「チューリップ」

チューリップ

 ユリ科チューリップ属の耐寒性球根植物で原産地は中央アジア、トルコ、北アフリカ。
 開花時期は4~5月で草丈 20~30cm、花径 5~10cm、さまざまな種類と色があり、球根は7月に堀上乾燥させ分球して植え付けを 10 月に行う。
 町内では上湧別地区で昭和 32 年から植付け栽培され高収益作物として栽培されたことがあり、その栽培技術がチューリップ公園に継承されています。

町木 「オンコ」

オンコ

 オンコはイチイの北海道や北東北の方言であり、由来はアイヌの通称名。イチイはイチイ科イチイ属の常緑針葉樹で幹は直立して 15m に達し樹皮は赤褐色。雌雄が別株で赤い実のなるのが雌株、木目がまっすぐ通り緻密で光沢があるため彫刻材、床柱などに用いられ古くはアイヌの弓の材料に使用された。
 町内では古くから庭木として愛され両町の町木として指定されていました。

【参考:旧町の町花町木】

区分旧上湧別町旧湧別町
町花チューリップエゾムラサキツツジ
町木オンコオンコ

制定までの経過

平成21年10月5日合併で新町発足 合併協議で「新町の町花、町木は必要性を含めて新町において検討する」と決定
平成22年9月7日 町花町木検討委員会が発足(町民代表38名)、町長から町花町木検討委員会へ「町花、町木の必要性と、必要とした場合の種類」について諮問
平成22年12月10日 町花町木検討委員会から「町花、町木の制定が必要、種類はチューリップとオンコとすべき」と答申
平成23年1月11日~1月25日 町の方針をチューリップとオンコと定め、パブリックコメント(意見公募)を実施、提出意見無し
平成23年4月14日 議会全員協議会で方針説明
平成23年5月1日 町花、町木の制定を告示し施行開始

町花町木検討委員会委員

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企画財政課企画グループ(上湧別庁舎)電話01586-2-5862