凡人には王子の気持ちは…

誰もいない園内を散策するのが一番好きです…かみゆうべつ@チューリップ公園。
明日から開幕の“2023かみゆうべつチューリップフェア”。前日の今朝は、ここ数日まともな降水がなく、伸び悩んでいた背丈のチューリップたちにとってはまさに恵みの雨がしとしとと。
うたい文句の「およそ200品種」の言葉どおり、今シーズンの公園で皆様にご覧いただくチューリップたちは198品種(惜しい、あと二つ…)。
知る人ぞ知る、知らない人は誰も知らない(笑)、ここ「かみゆうべつチューリップ公園」は‘可愛いからチューリップでいんじゃね’的に作られた公園ではなく、60年以上前に始まった厳しい寒冷地の農家を助ける“換金作物”として取り入れられた球根の栽培から始まっています←知ってた?。
「チューリップで夢を見よう」を合い言葉に苦労を重ねた先人の想いを受け継ぐべく、こだわりを持ち続け作られる「畝植えの花の帯」の景色。
おなじみの六角軸のおしり側を削り、赤や黄色といった色の書かれた鉛筆を転がして決められる帯の配色。。。
全国的に平年よりも高い気温のおかげで、ひょっとしたら数年ぶりにGWに見ごろを迎えられるかも!と思いましたがここはオホーツク地方。
見ごろのスタートまでは、あと数日お待ちください…しか~し、オランダからの長旅でビックリして目を覚ましたのか?一重早咲きだから当たり前なのか?

light pink prince

‘ライト ピンク プリンス’(‘Light Pink Prince’[Single Early]Tomorrow’s Tulips B. V. 2007.10.10)
公園一番手で開花が確認されました。。。私的には意外な感じがしましたが、公園初お目見え品種の “薄紅の王子”。
草丈は低めながら、花保ち良い品種が多いのが特徴のSingle Earlyの系統。“晴れの王子”や“白い王子”とともに3王子と2人のおつきのものとの混合花壇での競演をお楽しみください。
明日から本格的に始まる“凡人”の「開花日記」。非凡な才能の片鱗を「開花」させられるのか?(笑)。