家庭教育支援

「家庭教育」と「家庭教育支援」

家庭教育はすべての教育の出発点。家族のふれ合いを通して基本的な生活習慣や生活能力、社会的マナーなどを身に付けるとともに豊かな情操を育み、思いやりや倫理観、自尊心、自立心などを育む重要な役割を果たしています。とはいえ、家庭教育には正解がありません。子育てを行っている多くの保護者が不安や疑問を抱えながら毎日を過ごしている状況があります。また、親同士や地域の人々のつながりが希薄化して保護者が孤立化するなど、子育てを支える環境も変化しています。
そんな家庭を地域全体で考え、支えていくのが「家庭教育支援」です。

湧別町の家庭教育支援

湧別町教育委員会では、家庭教育研修会の開催や電話、メールでの家庭教育相談、情報誌「湧く湧く(WAKUWAKU)」の家庭教育コーナーなどにより保護者の皆さんを支える取り組みを行っています。

1.家庭教育研修会

家庭教育に関わる人たちが集い、学ぶ機会として年に1回研修会を開催しています。
平成30年度までは家庭教育学級の代表者とPTA事務局で実行委員会を作って開催していましたが、家庭教育学級が解散した令和元年度からは社会教育課が主催して開催しています。

平成30年度 久保了乙さん(北海道東川養護学校校長)を講師に招き、「ちょっと立ち止まって子育てを振り返りませんか?~人間ウォッチングで発見!子どもの伸びしろ!」を演題とした講演会を開催しました。
令和元年度 元谷恵美さん(ヘルスアップヨガカンパニー)を講師に招き、「顔ヨガ」の講座を開催しました。
令和2年度 SUNNY CLOUDY(細川佐和さん・木下 泉さん)を講師に招き、「デコパージュ」づくりを親子で体験しました。
令和3年度 伊藤善也さん(日赤看護大教授)を講師に招き、「子どもの成長の見方と味方、子どもの健康のパスポート」を演題とした講演会と参加者による交流会を開催しました。

2.家庭教育相談

社会教育課では、教育アドバイザーが電話やメールで保護者の疑問や悩みに答える家庭教育相談を行っています。場合によっては相談者の了解を得て健康こども課や児童センター、教育関係者などに相談したり、情報提供を行うこともあります。

お問い合わせ先:湧別町教育委員会社会教育課
電話:01586-5-3132
メールアドレス:adviser@town.yubetsu.lg.jp

北海道の家庭教育支援

家庭教育サポート企業

北海道教育委員会では、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業等と協定を締結し、相互に協力して、北海道における家庭教育の一層の推進を図るための制度を実施しています。2,000社を超える企業が趣旨に賛同し道教委との協定を結び、職場の子育て環境づくり、職場見学や職場体験、地域行事への協力・支援、学校行事への参加促進、「道民家庭の日」等の普及など、それぞれの企業ができることに取り組んでいます。
湧別町では沢口産業株式会社、株式会社渡辺組、えんゆう農業協同組合、株式会社西村組、北海道銀行中湧別支店、シティーマートなかゆうべつ店の5社があります。

北海道教育の日

家庭、学校、地域社会及び行政などが一体となって、教育に関する理解と関心を高めるためのさまざまな取り組みを展開することによって、道民の皆さんが子どもたちに対する教育について考え、語りあい、行動するきっかけとしていただく日です。
教育関係団体を中心に民間35団体により組織された「北海道教育の日」制定推進協議会が、平成18年11月1日に「北海道教育の日」制定大会を開催し、毎年11月1日を「北海道教育の日」として制定宣言しました。

道民家庭の日

北海道青少年育成協会が平成12年7月10日に開催した「青少年の非行防止道民総ぐるみ大会」において、「家庭が果たす役割の重要性を再認識するため、家族が団らんできる機会を持つ日として毎月第3日曜日を『道民家庭の日』」とすることを提唱し、北海道、北海道教育委員会、北海道警察本部とともに普及促進に取り組んでいます。

家読(うちどく)

北海道教育委員会が子どもの望ましい読書習慣の定着を図るために、平成23年度から実施している取り組みです。

  • 朝読(あさどく):学校における始業前の一斉読書の取り組みのこと。
  • 家読(うちどく):家庭での読書を通して、家族のコミュニケーションを図ろうという取り組みのこと。

早寝早起き朝ごはん

北海道教育委員会では、子どもたちがはつらつとした毎日を送ることができるように、「朝食をとらずに登校する子をゼロに」を目標に掲げ、学校・家庭・地域と連携した「早寝早起き朝ごはん」運動を展開し、子どもの生活リズムの向上に取り組んでいます。

家庭教育「学び」カフェ

北海道教育委員会が推進する家庭教育支援事業の一つです。
普段子育てについての講座や研修会などの場に来ることができなくても、「これでいいのかなぁ」「みんなはどうしているのかなぁ?」「気軽に相談できる仲間がほしい」「もう少し気軽に話のできる場があるといいんだけど…」となどと考えている人はたくさんいます。そこで、家庭教育ナビゲーターが話しやすい雰囲気を作りながら家庭教育や子育てについて、保護者同士の交流や語り合いを促していくような場を「家庭教育『学び』カフェ」と呼んで、北海道全域に広げていこうとしています。カフェのように気軽に、リラックスして会話ができるというイメージです。湧別町でも開設に向けて現在取り組みを進めているところです。

家庭教育ナビゲーター

北海道教育委員会が実施する研修を受けた方で、地域のさまざまな場面で、保護者同士が気軽に子育ての悩みなどを話したり、交流や学び合いができるようサポートしていく役割を担っていただく方です。皆さんの地域にナビゲーターが増えていけば、いつでもどこでも保護者どうしで助け合うことができて、家庭や個人を孤立させることがなく、みんなで子育てを支えていけるような地域を作ることができると考えています。
ただし、家庭教育ナビゲーターは北海道教育委員会の研修を修了したことを証明するものであり、資格や免許ではありませんので、これをもって営業活動等を行うことはできません。
湧別町でも北海道教育委員会やオホーツク教育局と連携し、家庭教育ナビゲーターや家庭教育サポートスタッフの育成に取り組んでいきます。

お問い合わせ先

社会教育課社会教育グループ(文化センターさざ波)電話01586-5-3132