“多様性を価値とする未来のために”湧別町民大学の第2回講演

本田優子さんの写真

 今年度第2回目となる湧別町民大学が、10月29日(金曜日)に文化センターTOMで行われました。
 今回は、札幌大学地域共創学群教授でアイヌ文化教育研究センター長も務める本田優子さんを講師に迎え、「アイヌ文化と北海道~多様性を価値とする未来のために~」と題した講演を行い、会場には約100人の受講者が集まりました。
 本田さんは「独り占めせずにみんなで分け合う」というアイヌの伝統的な世界観に触れ、「アイヌの文化を理解すれば、北海道はもっと魅力的になる」と訴えかけました。そのために「ウレシパ・プロジェクト」というアイヌの人々の自立を支える活動も行っています。
 参加者は講話を聴いて、アイヌ文化への理解が深まったようでした。

※会場と時間は、いずれも文化センターTOMで午後7時からです。また、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、事前予約が必要で、講演後の書籍販売、サイン会は実施しませんので、ご了承ください。