“名物アナウンサーが語るスポーツとまちづくり”湧別町民大学が開講

講演する山本浩さん

 47年目を迎える湧別町民大学が、文化センターTOMで開講しました。
 9月27日(水曜日)に開催された第1回目の講座には、元NHKスポーツ実況アナウンサーで現在は法政大学教授の山本浩さんを講師に迎え、「実況席からの日本のスポーツ~スポーツがつくるまちづくり~」と題した講演を行いました。
 山本さんがドイツ在住時に感じた「スポーツの練習にもお国柄が出る」という話や、リオオリンピック競歩でのスタッフエピソードなど、山本さんならではの貴重な体験談を軽快に語りました。
「スポーツが人々を引きつけるのは、“大勝負”、“高いレベル”、“かけがえのない人”の3要素であり、地方でもこれらを意識すればスポーツ振興が可能だ」とスポーツを通じたまちづくりへの提言も行いました。受講者たちは熱心にメモを取り、講演に耳を傾けていました。

 令和5年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。第2回は10月11日(水曜日)に長年発酵学について研究されている、東京農業大学名誉教授の小泉武夫さんを講師に迎え開催されます。