ゆうべつ@サッポロ/チューリップ

エスコンフィールド北海道のチューリップ-1
エスコンフィールド北海道のチューリップ-2

 ゴールデンウイーク明けの令和7年5月9日(金曜日)。色とりどりのチューリップが盛りを迎えていました。念のためですが、「かみゆうべつチューリップ公園」ではありません。札幌市の近郊です。でも咲いているのは、まぎれもなく湧別町のチューリップです。

エスコンフィールド北海道のチューリップ-3

 町が寄贈したことがわかる紹介プレートもちゃんとありました。

エスコンフィールド北海道のチューリップ-4

 もうお分かりですね。ここはプロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールド北海道がある北広島市のFビレッジです。

 園地の歩道の両脇約150メートルにわたって約1万本が並んでいます。4つのエリアに分かれ、それぞれに3種類(計12種類)のチューリップがランダムに植えられていて、歩みを進めるごとに品種も色合いも変わっていくよう工夫されています。

 町のホームページの「まちの話題」で見た方はご存じでしょうが、改めて紹介すると、球根を植えたのはボランティアのFビレッジガーデンサポーターやその家族の皆さん。昨年10月6日に約80人が植え付け作業に当たりました。

昨秋の植え付け風景
昨秋の植え付け風景

 これだけの数の湧別のチューリップが町外で植えられたのは初めてのことだそうです。そもそもは日本ハムを応援する「北海道日本ハムファイターズ湧別後援会」の関係者が球団側の担当者と会った際に「Fビレッジガーデンに市町村の花を植えたい」という話を聞いたのがきっかけ。町が球根の提供を申し出て実現しました。

 その湧別後援会の一行が5月11日(日曜日)、日本ハムの試合に合わせてFビレッジを訪れ、真っ盛りのチューリップを鑑賞しました。昨秋の植え付けにも参加した後援会の柴田洋幸会長は「地元の湧別は少し遅れていましたが、こちらでは道沿いにしっかりと咲いてくれました。いい感じの咲き方です」と話していました。

北海道日本ハムファイターズ湧別後援会のみなさん

 まだ花が開いていない株もあり、もう少しの間は見ごろが続きそうです。町によると、今年の秋も球根を植える計画があるそうで、来春もFビレッジで湧別のチューリップが咲き誇り、日本ハムを応援するファンらの目を楽しませてくれることでしょう。


 ところで、札幌で湧別のチューリップと言えば、道庁赤レンガ庁舎前の「アカプラ」(北3条広場)に飾られるイベントが知られています。例年ゴールデンウイークに合わせて開かれる「春一番、ゆうべつチューリップ便り」です。10回目の今年も、プランターに植えられた約100種類、3000本が広場を彩りました。

 今年の展示はすでに終わりましたが、まだ見たことがない、今年は見逃したという人のために、「見ごろがピーク」(あくまで筆者の個人的判断です)のチューリップを紹介します。こちらの撮影は5月5日(月曜日)。好天にも恵まれ、通りがかった人はみなカメラマンと化し、熱心にカメラやスマートフォンのレンズを向けていました。

道庁赤レンガ庁舎前の「春一番、ゆうべつチューリップ便り」-1
道庁赤レンガ庁舎前の「春一番、ゆうべつチューリップ便り」-2
道庁赤レンガ庁舎前の「春一番、ゆうべつチューリップ便り」-3

(取材・文/ふるさと特派員 島田賢一郎)