“豊漁と安全、商売繁盛を願って”湧別漁協市場で初競り

殻付きカキ
初競りの様子

 1月6日(金曜日)、湧別漁業協同組合(阿部俊彦組合長)が運営する湧別漁協地方卸売市場で、今年初の取引となる「初競り」が行われました。
 初競りには同漁協役員や買受人などが参加。阿部組合長が「一昨年に販売金額が史上最高額の100億円を超えたが、円安による海外輸出の好調とサケの漁獲量増で昨年はその販売金額をさらに上回る良い年となりました。今年は、まだ終息しない新型コロナウイルス感染症やロシアのウクライナ侵攻による物価高騰などの影響で厳しい年になることが予想されますが、皆さんのご協力のもと良い年にしていきましょう。」と挨拶し、参加者全員で今年一年の豊漁と安全、商売繁盛を祈りました。
 商売繁盛祈願の神事に引き続き、競り人の威勢の良いかけ声で初競りが始まると、カキやカレイ、ホタテが次々と買受人に競り落とされ市場は活気にあふれていました。