“アイヌ語で地名の意味を知る”3回目の湧別町民大学を開催

講演の様子1
講演の様子2

 10月25日(水曜日)、3回目となる湧別町民大学が文化センターTOMで開催されました。
 今回は、父である萱野茂参議院議員の公設秘書を務め、現在は萱野茂二風谷アイヌ資料館館長として活躍する萱野志朗さんを講師に迎え、「北海道のアイヌ語地名は情報の宝庫」と題した講演を行い、約80人の受講者が集まりました。
 萱野さんは、北海道の地名はアイヌ語から起因しているものが多く、地名は情報の宝庫と話し、北海道各地の地名をアイヌ語からどんな場所だったかを説明してくれました。
 受講者には小学生もいて、「アイヌ語から昔はどんな所だったかを知ることができて楽しかった」、「芭露にポン川があるが、アイヌ語でポンは小さいという意味だから昔から小さな川だったのかもしれない」などと話し、意外と身近にあるアイヌ語に興味を持っていました。

令和5年度の生涯学習講座「湧別町民大学」では、全5回の講演が行われます。第4回は11月8日(水曜日)に大空高校校長で総務省地域情報化アドバイザーの大辻雄介さんを講師に迎え開催されますので、ぜひご受講ください。