湧別漁業協同組合との東京出張について

寄せられた意見・提案

 行政は「公」であり社会通念は「私」であると考えております。そのことから行政の長は町長であり社会通念は刈田智之氏であると思います。「公」に「社会通念」は入り込む余地はありません、また、あってはなりません。「公」における金は公金で何人も勝手に動かすことは許されません。社会通念が公金を動かすと、公金の私的流用に当たります。
 直近では、岸田総理が外遊に際し息子秘書が帯同して、彼が社会通念を持ち込み各閣僚にお土産を買い配布し物議をかもし、代金は総理のポケットマネーで支払ったことで収めたが本人は解職されています。それほどに公金の取り扱いには「公」「私」混同に厳しい姿勢が必要なはずであります。
 町長刈田智之氏の社会通念の極みは、昨年4月漁組丸抱えの東京出張であると思います。これで事の重要性をご理解いただけたでしょうか。

回答

 今回いただきましたご意見についてですが、ご認識のとおり「公」「私」の区別については厳しい姿勢が必要であり、町長として公人である以上、誰からも誤解を招くようなことがあってはならないと私も思っているところでありますし、そのように職務に当たっているところであります。
 お手紙にあります東京出張につきましては、湧別漁業協同組合が事業主体となり令和4年度、令和5年度の2カ年で現在建設中であります、ホタテ玉冷加工場の国庫補助事業採択に対するお礼と、加工の際に発生する処理排水等を適正処理する施設整備事業に対する国庫補助事業採択に向けての要望等のため、北海道水産林務部及び農林水産省水産庁などを訪問したものであります。
 また、その際の旅費については、「湧別町地域水産業再生委員会」より支出しております。
 この委員会は、本町の基幹産業であります漁業及び漁業関連産業の活性化を図るため、「湧別町地域浜の活力再生プラン」の策定及び実施に取り組む目的で湧別町と湧別漁業協同組合で負担金を出し、漁業者も含め構成している団体であり、当該委員会の用務であり「公」の立場である湧別町長として出張したものでありますので、ご理解いただきたいと存じます。

【担当課グループ】
総務課総務グループ