増田隊員の「ほのぼの日記」(5月18日更新)

令和4年度

5月18日 JRYでの企画展始まりました

 文化センターさざ波での企画展が無事終了しました。ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。アンケートにも貴重なご意見、ご感想をいただきありがとうございます。

 5月13日からはふるさと館JRYにて企画展が始まりました。さざ波では湧別地区で撮影されたものを中心に28点展示しましたが、JRYでは上湧別地区などで撮影されたものを追加し、72点の展示を行っています。

JRYガラス乾板展示壁側
JRYガラス乾板展示中央

 JRYでの展示ではチューリップフェア期間ということもあり、町外の方々も多く来場されています。皆さん、じっくり見学され、「とても興味深い」「生き生きとしている」などの感想をいただき、とてもうれしく思います。

 準備の段階では、もっとこうしたら良いのではないかと試行錯誤の繰り返しでした。展示の目的として、まずは貴重な写真を見てもらいたいと思いました。今後の課題として、場所や年代がわかってくるともっと面白いものになると思います。

展示の準備をする増田
JRY絵葉書実物展示
JRY村勢要覧実物展示

 絵葉書・要覧の展示もさざ波での展示に加え、実物展示も行っています。実物を見ることができるのが博物館ならではかと思います。
 JRYでは5月27日(金曜日)まで企画展を開催しています。ぜひ、近くにお越しの際はお立ち寄りください。

4月15日 企画展始まりました

展示入口
ガラス乾板展示風景

 15日(金曜日)から文化センターさざ波町民ギャラリーで、ふるさと館JRY収蔵資料展が始まりました。
 14日(木曜日)は展示準備中でしたが、さざ波にいらっしゃった町民の方々に一足早く、展示を見ていただくこともできました。楽しそうに、そして興味深く見ていただき、私も直接感想などを聞くことができて、とてもうれしかったです。

写真を選ぶ増田
どの写真を展示するか真剣に考えています
展示作業中の増田
展示作業

 湧別の昔の写真は、見ていただく人それぞれに、懐かしく感じたり、初めて見る驚きであったり、この展示から話が広がるようなものになればよいなと思っています。
 今回、さざ波ではガラス乾板の写真はデジタルデータ化した中から一部を展示しています。第二弾として、5月にはふるさと館JRYで開催予定です。その時には今回とはまた違う写真も展示できたらと考えています。

要覧展示風景
絵葉書展示風景

 ガラス乾板以外にも要覧・絵葉書を展示しています。大正時代の村の様子をまとめたものが村勢要覧です。人口がどのくらいいたのか、どのような農作物がとれていたのかなど詳しく書かれています。
 絵葉書は、ガラス乾板とは違う風景が写っていて、こちらも大変貴重な資料です。ぜひ、楽しく見ていただけたらと思います。
 4月28日までさざ波町民ギャラリーで開催していますので、お近くにお越しの際はご覧ください。

4月7日 ガラス乾板~企画展開催・展示準備~

ふるさと館JRY収蔵資料展ポスター

 4月15日から28日まで文化センターさざ波 町民ギャラリーにて「ふるさと館JRY 収蔵資料展」を開催します。今回の展示では、JRYに収蔵している写真・絵葉書・要覧の3部立てで展示を行います。
・写真 昨年よりデジタルデータ化に取り組んでいたガラス乾板の写真です。
・絵葉書 町内のさまざまな風景を撮影した絵葉書です。ガラス乾板の写真とはまた違った景色を見ることができます。
・要覧 大正から昭和の旧上湧別地区の色々な情報をまとめたものです。

 4月に入り、ポカポカ陽気で雪解けが進んでいますね。私はガラス乾板の展示に向けて、準備の日々です。展示まで時間も差し迫ってきていますが、試行錯誤を繰り返しながら準備をしています。 

ガラス乾板の写真

 300枚を超えるガラス乾板の写真のなかから、展示候補を選んでいきます。写真1枚1枚をチェックして、情報をまとめていきます。これまでにも広報や博物館だより、この協力隊ページにも小出ししてきましたが、今回、新たに庄田萬里先生と思われる写真が見つかったり、新たな発見も続出したりしてなかなか進まない作業です。

展示見本

 選んだ写真をパネルに配置して、実際に展示してみます。高さや幅、配置を細かく打ち合わせしながら決めていきます。実際に現場で展示してみると雰囲気も変わってきます。展示が始まるまで、試行錯誤を続けて良い展示になるようにしたいと思います。

 今回、さざ波町民ギャラリーにて第一弾として企画展を開催します。5月には第二弾で、ふるさと館JRYにて開催予定です。皆さん、近くにお越しの際はぜひご覧ください。

令和3年度

3月10日 冬の湧別~空から見てみると~

 ガラス乾板の公開にむけた準備に日々取り組んでいます。協力隊ページにも準備の様子を載せたいと思っていますが、せっかくの冬です。何か冬らしいもの、冬の湧別のものはないかと撮りためた写真を探していました。以前に飛行機の機内から撮影した湧別の写真がありましたので、紹介したいと思います。

 紋別空港へ向かう飛行機が湧別上空を飛んでいる姿、みなさんご覧になったことがあると思います。私も帰省の際には紋別空港を利用するのですが、その時に撮影したものです。

中湧別、上湧別方面の写真
川西地区の方向から中湧別、上湧別方面
湧別方面の写真
湧別~湧別港

 快晴の天気ではなかったのですが、真っ白な雪、山々、住宅地、オホーツク海。冬の景色はコントラストがはっきりするので、特に湧別をきれいに映し出してくれると思います。ドローンで空撮をしても、やはり飛行機の高さとはわけが違うので、すごいなぁとカメラ越しに感激しています。

 JRYでの解説でも、湧別川、なだらかな山々、広がる平地と地形の話もしますが、こうして写真に撮ると鮮明にわかります。海に流氷がいたらもっと違った写真になったかもしれません。ぜひ流氷シーズンに乗ってみたいです。

空から見た湧別町の様子

 まっすぐな道、区画がはっきりしていること、本州出身者が北海道を感じるところです。空から自分の住む町を目にすることはあまりないかもしれません。普段の目線と変わるとこんなに雄大な景色が広がっています。

1月20日 2022年始まりました

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 年明けに、町民の方から連絡をいただいて、オオハクチョウの撮影に行きました。真っ白な畑に、一瞬どこにいるのかわからず、カメラ越しでようやく確認できました。

飛んでいるオオハクチョウ
羽を広げるオオハクチョウ

 下を向いて雪の中にくちばしを入れている姿ばかりのなか、鳴き声が聞こえてどこから飛んでくるんだ?と慌てて探していました。撮影した日は天気が良く、雄大なオオハクチョウを撮影することができました。

 さて、年明けから「ガラス乾板」の展示に向けて動き出しました。今は、昨年デジタルデータ化(写真のように)したものをまとめて、分類する作業に取り組んでいます。印刷して、一覧にまとめたものがファイル3冊分になりました。

ファイル3冊
作業する増田

 写真1枚1枚から、そこに何が写っているか、場所はどこか、いつ頃のものかなど分かる情報をくみ取っていきます。町民の方から、広報に掲載した写真をぜひ見せてほしいと直接問い合わせがありました。その感激されていた姿に、他の町民の皆さんにもぜひ見ていただきたいと私も奮起して、今取り組んでいます。

 これから展示に向けた準備の風景を協力隊ページにアップしていこうと思います。湧別の昔の姿を生き生きと感じ取れる写真を、皆さんにお見せできるようにしっかり準備していきたいと思います。

12月24日 2021年を振り返る

 今年も残すところあと数日になりました。本当に1年はあっという間に過ぎていきますね。今回は、今年1年を振り返ってみたいと思います。

 私は、ふるさと館JRYで体験学習の指導や展示解説をメインに、夏には発掘調査、冬には資料の整理などを行っています。「地域の歴史を広く知ってもらう」をモットーに活動しています。最近は、湧別町内だけでなく、近隣の学校の来館も増えてきているので、今年は遠軽・生田原などの周辺の町の歴史の学習も進めて、解説の幅を広げることを目標にしました。これまでよりも、さらに解説も体験学習の指導もレベルアップを目指しました。

展示解説する増田の写真その1
展示解説風景
展示解説する増田の写真その2
のこぎり体験学習風景の写真
体験学習風景
囲炉裏体験学習風景の写真

 1年目は自分が解説を行う数日前から緊張感でいっぱいになって、何度も何度も解説の練習を繰り返していました。中島館長に解説をチェックしてもらい、指摘を直していざ本番。それから経験を積んで、今年は解説をひとりで任せられることが多くなり、「こんな話をしよう」「こんなこともやってみよう」と自分自身が楽しみながら、どんなことをすれば子どもたちにもっと伝わるだろうか、理解が深まるだろうかを考えることができるようになってきました。

 2022年は協力隊として最後の年になります。これまで同様に、展示解説、体験学習の指導に力を入れながら、昨年まとめてきたガラス乾板などの資料を皆さんにお見せできるように形にしたいと思っています。また準備の様子など報告していきたいと思いますので、来年も引き続きよろしくお願いいたします。

ガラス乾板撮影風景の写真
ガラス乾板撮影風景
展示準備の写真
展示準備

11月20日 遺跡調査報告会

 11月20日土曜日、文化センターさざ波にて、遺跡調査報告会が開催されました。
 林学芸員より夏に発掘調査を行ったシブノツナイ竪穴住居跡の調査報告と、川西オホーツク遺跡出土資料の再検討として道立北方民族博物館の種石学芸員の発表がありました。
 遺跡調査報告会は、昨年はコロナの影響で中止となってしまったため、2年ぶりの開催となりました。今回も町民の皆さんを中心に多くの方に参加いただきました。

遺跡調査報告会の様子
発表する林学芸員

 今回の発掘調査でわかったこと、今後の課題や展望など、皆さん熱心に学芸員の報告を聞いていて、興味関心の高さを感じることができました。まだまだ謎の多い遺跡です。
 何のためにどんな人々がここで暮らしていたのか、想像するだけでもわくわくしてきます。毎年行われている発掘調査で少しずつその姿が分かり始めています。

遺跡調査報告会の様子その2
遺跡調査報告会の様子その3

 来年の夏も発掘調査が予定されています。どんな発見があるのか、ぜひ今後の調査に期待していただきたいと思います。

11月4日 湧別薄荷の歴史を伝える

 この秋、ふるさと館JRYでは一部展示替えを行いました。中島館長が何年も構想を練っていた、薄荷蒸留機の実物展示。薄荷蒸留機とは、乾燥させた薄荷を蒸留させて取卸油を取るものです。この取卸油をその後工場で精製すると薄荷脳(結晶)と薄荷油になります。

 巨大な薄荷窯。もちろん素手では持ち上がりません。収蔵庫からどうやって運び出すか職員3人で総力戦です。パーツを外し、窯本体だけの状態にして台車を入れ、ゆっくり移動します。薄荷窯自体が古いものなので、破損等おこさないように作業を慎重に進めます。なんとかトラックに載せ、揺れないようにJRYへ運びます。

トラックに載せた薄荷窯
トラックに載せるまで一苦労です
増田と薄荷窯の大きさ比較
私と比較してもこの大きさです
薄荷窯を展示台に吊り上げる滑車
滑車で吊り上げ、台に載せます

 JRYに到着後、展示台まで運び、最大の難所、展示台へ載せる。見やすいよう高さを考え、展示台に載せたいのですが、重くて、窯本体の木材がはめてある(釘等で打ち込まれていない)ので、圧力で窯がゆがんでしまう。少しずつ持ち上げては、全員でバランスを保ちつつ台に移動させます。

 無事、台に載せることができたときは、ホッと一安心でした。収蔵庫からの移動から始まり計4日かけての大変な作業となりました。

展示作業完了
無事、展示できました
上から見た展示の様子
上から見るとこのように

 湧別の薄荷栽培は、北見よりも早くに始まり、この地域の薄荷栽培の起源になりました。明治28年に偶然野生の薄荷を発見し、その後永山から苗を購入し栽培を始めたとの記録が残っており、全盛期には薄荷御殿が建っていたり、と。薄荷窯の展示をはじめとして、湧別薄荷の歴史を広く知ってもらえるようにこれから解説等に生かしていきたいと思います。ぜひ、JRYへお越しの際はご覧ください。

9月21日 ワークシート作り

 夏の発掘調査も終わり、例年ですと秋の体験学習シーズンが始まる予定でしたが、今年は緊急事態宣言を受けて、延期・中止が続いています。なかなか思うようにいきませんが、いつ再開されても大丈夫にするためにも、今できることを準備しておきたいと思っています。

 昨年、ふるさと館JRYへ体験学習に訪れる小学生向けにワークシートを作成しました。宝探しのように写真のものをふるさと館JRYの展示から探し出して、答えを書いてもらう、自分ではうまくできたと自画自賛していました。歩き回らないとならないし、実際は時間がかかるかもしれない。少し難しかったかなと思っていました。しかし、実際に子どもたちにやってもらうと「簡単だった」「すぐ終わった」の反応が返ってきました。30分かかる見込みをたてていたものの10分ほどで「終わったー」の声。こんなはずでは…と焦る私。体験プログラムにワークシートを活用していこうと思っていたので、これは大反省となりました。

ワークシートをやる子どもたち
昨年の様子
中学生・小学生向けワークシート
中学生・小学生向けワークシート
ワークシート作りに欠かせない資料
ワークシート作りに欠かせない資料
湧別町史・上湧別町史
着任時から読み続けている町史

 昨年の反省を生かして、今年は練りに練って考えています。試作を作り、実際にやってみて…を繰り返し、完成しました。一足先に中学生向けを作成し、この秋に実際に活用する予定でしたが…延期に。まだ実践はできていませんが、改良を重ねて色々なワークシートを作成していきたいと思っています。今は社会科見学等で訪れる学校向けに作成していますが、今後は多くの方々にも湧別と湧別の歴史を楽しく学べるツールとして活用していきたいと考えています。

8月10日 シブノツナイ竪穴住居群発掘調査

 北海道の夏、想像以上に暑い。道外出身者がびっくりするところです。そんな暑い夏ですが、今年も7月15日からシブノツナイで発掘調査が始まりました。昨年同様に遺跡のなかでも特に大きな竪穴を2基発掘しています。実際、発掘ってどんなことをやっているの?と不思議に思われる方もいるかと思います。今回、少しリポートします。

竪穴住居跡に調査する範囲を設定している
竪穴住居跡に調査する範囲を設定します
少しずつ土の色を見極めながら掘っている姿
少しずつ土の色を見極めながら掘っていきます

 発掘する竪穴住居跡に調査する範囲を設定します。今回は、中心から南方向・東方向に長方形に設定します。発掘するなら全部掘ればいいのでは?と思われるかもしれませんが、遺跡の保存を考え、最小限の調査区域で調査を行います。調査区域を決めたら、現在の地表面の土から少しずつ土の色を見極めながら掘っていきます。

出土遺物に目印をつけてまわりを掘っている
遺物が見つかったら目印をつけて、より慎重に掘っていきます
竪穴住居が使われていた時代の床面が出てきた
進めていくと当時の床面がでました

 掘り進めていくと、土器のかけらや黒曜石(十勝石)が出てきました。出てきた場所に目印をつけ、他にも出てこないか慎重に掘っていきます。さらに掘り進めていくと、竪穴住居の床面が出てきました。床面のすぐ上に土器のかけらや石器などがあると、当時使用されていたものであろうと考えられ、土器の文様などからいつの時代の住居かわかってきます。

発掘調査風景
現在も調査中です
測量する増田
私も測量で参加しています

 住居跡のどこの場所からどんなものが出土したかなど、図面を作成するために、測量を行っています。土の層などを観察して、どのように今の竪穴住居跡の形になったのかなど、詳細に図面に記録していく作業も行います。発掘調査の現場では、実際に掘っていく作業、記録を取る作業を行い、現場の調査のあと、実際の出土品を調査する整理作業を行い、報告書としてまとめる。この流れが遺跡の発掘調査になります。

 今年の発掘調査ももう少しで終わります。暑い中でしたが、みんなでこれは何だ?この土、どう考える?などいろいろ意見を言い合ったり、また私の知らない湧別の昔の話を教えてもらったり、勉強になるとてもいい機会になりました。

7月1日 樺太 絵葉書展始まりました

樺太絵葉書展看板

 7月1日(木曜日)から文化センターさざ波町民ギャラリーにて「樺太絵葉書展」が始まりました。オホーツク管内の博物館を巡る企画展で、樺太を題材にした絵葉書をテーマごとに展示しています。今回、ふるさと館JRYではなく、リニューアルした文化センターさざ波の町民ギャラリーで展示を行うことになり、展示方法から職員で案を練り、準備しました。

展示準備をする増田
展示の準備風景
絵葉書をピンでとめる増田

 今回の展示では、樺太の歴史・記憶を絵葉書から見ることができます。私は、失礼ながら樺太にこんなに発展した大きな町があったことを今回初めて知りました。鉄道が走り、大きな港に、製紙工場。犬がこんなに多くの木を運ぶの!?と驚いたり。準備の最中も何度も手が止まってしまいました。絵葉書といっても写真をもとに作られているので、より現実的に見ることができます。

 7月1日(木曜日)から8月20日(金曜日)まで文化センターさざ波町民ギャラリーにて開催されていますので、ぜひ皆さんご覧ください。

展示写真その1
展示写真その2
展示写真その3

6月15日 記念木 看板設置

町内には記念木が各所にあり、その看板はふるさと館JRYで定期的に点検しています。
学校や神社などでこんな看板を見たことはありませんか?

記念木看板

湧別総合体育館にある記念木の看板が老朽化で修繕が必要となっていたため、JRY職員で再度設置することになりました。
屋外に設置される看板なので、風雨にさらされて説明文もところどころ文字がなくなってしまっていたり…

先日、看板の説明文の修繕も終わり、設置に向かいました。
看板の支柱を埋める穴掘りが大変で、道具がなかなかうまく使いこなせず、早々にバトンタッチとなりました。私は水平取りと看板を支える係に徹しました。

ダブルスコップをもつ
ダブルスコップで穴を掘ります
ダブルスコップを差し込む
ダブルスコップで土をはさむ
支柱を埋める穴を掘るJRY職員

無事、看板設置の完了です。暑い中ご苦労様ですと差し入れもいただき、ありがたかったです。
博物館の仕事も「屋内で資料とにらめっこ」のイメージが強いと思いますが、それだけではなく、いろいろなことをやっているんですよ。

看板設置完了

5月10日 春がやって来ました

あっという間に春がやって来ましたね。と思ったら、雪が降ったり寒かったりで、ストーブをつけたり消したりの繰り返しの日々です。
湧別に来るまでは、桜は早ければ入学式までに散ってしまう、そんな感覚だったので、「5月の桜」は湧別に来て2年目の春もまだ不思議な感覚です。

先日、桜が満開になった上湧別神社へカメラ片手に向かいました。
青空と桜、緑の木々も映える絶好の日でした。
強風で桜吹雪にもなっていましたが、良いタイミングで見ることができました。

上湧別神社満開の桜
上湧別神社鳥居越しの桜
上湧別神社石碑越しの桜

4月は、町内で遺跡があるかどうかを調べる試掘調査に参加したり、囲炉裏の体験学習に備えて、JRYお手製のミニ囲炉裏の燃焼実験をしたりと動き回っていました。
春になると、人間も活動的になって来ますね。冬の間にのんびり過ごしてしまって、やり残してしまったこともあるので、夏は発掘調査が控えているので持ち越さないように頑張ります。

重機が掘り上げた土の中に土器片や石器など遺物がないか確認しています
重機が掘り上げた土の中に土器片や石器など遺物がないか確認しています
体験学習に適しているか実際にやってみます
体験学習に適しているか実際にやってみます

4月1日 残雪のシブノツナイ

去年の3月。初めて残雪の水玉模様のシブノツナイの遺跡を目の当たりにして、とても興奮したのを覚えています。それから1年。今年もこの季節がやって来ました。
今年は念入りに計画をして、雪解けのシブノツナイ竪穴住居跡を撮影してきました。時間の経過とともにさまざまな景色を見せる遺跡の姿をご紹介します。

3月24日雪解けが始まったシブノツナイ竪穴住居跡
3月24日 雪解けが始まりました
3月27日前日の雪でうっすら雪化粧のシブノツナイ竪穴住居跡
3月27日 前日の雪で新たにうっすら雪が・・・
3月27日夕焼けのシブノツナイ竪穴住居跡
3月27日 夕焼けの時間を狙って撮影
3月28日竪穴住居跡のまわりの雪が解けて水玉模様になってきた
3月28日 水玉模様がだんだん増えてきました
3月31日竪穴に残雪の水玉模様がびっしりになった
3月31日 竪穴に残雪の水玉模様がびっしりになりました
目線の高さまで竪穴に近づくと竪穴に残雪の様子がよくわかります
目線の高さまで近づくとよりわかります

春が近づいて、ゆっくりまわりの雪が解けて竪穴住居跡にだけ雪が残る”水玉模様”ができていく姿がわかりましたでしょうか。今年は初めて夕焼けに染まる遺跡を撮影しようと、チャレンジしてみました。陽が落ちるタイミングは難しいですね。オレンジに染まる・・・とまではいきませんでしたが、普段撮影している風景とはまた違った景色に出会うことができました。
これからますます雪が解けて、夏の発掘調査に向けた準備が始まります。シブノツナイの遺跡の魅力をもっと紹介できるように頑張ります!

お問い合わせ先

企画財政課未来づくりグループ(上湧別庁舎)電話01586-2-5862