“町民の福祉向上を最優先に”令和5年度予算案を発表

記者発表の様子

 3月2日(木曜日)、刈田町長は役場上湧別庁舎で記者会見を行い、湧別町の令和5年度予算案を発表しました。
 令和5年度の予算編成では、物価上昇や供給面での制約などの影響に注意が必要ななかで、限られた財源と本町の資源を最大限活用するとともに、住民生活の安定と町の持続的発展に向けて、子どもたちの健全育成と産業の振興を重点的に配分した予算編成としています。
 令和7年4月の開校を目指す「上湧別地区義務教育学校」の校舎増築工事と外構工事の実施設計業務や本年4月に開校する「湧別地区義務教育学校」体育館の増築工事と湧別小学校解体工事の実施設計業務をはじめ、芭露保育所改築の基本設計業務、湧別漁業協同組合が事業主体として実施する「ほたて玉冷加工場」の整備に対する補助、低炭素社会の実現に向けた「EV充電ステーション」の設置業務、子どもたちが安全に遊べて子育て世代の交流の場を目指す「町民憩の広場」の噴水施設の改修と複合遊具の整備業務、木のもつ優しや温かみを最大限生かし町民が気軽に集えるプライベート空間を確保する「文化センターTOM木質化事業」のほか、湧別高校の魅力化として「ソフトテニス部の復活とeスポーツ部の新設」の環境整備の経費などを計上しています。
 一般会計の予算規模は、102億3,600万円で、前年度当初予算と比較すると5億2,600万円の増(5.4%増)となり、国民健康保険特別会計や下水道事業特別会計などの6特別会計を含む総額は、137億9,520万円で前年度当初予算と比較すると5億3,930万円の増(4.1%増)の合併以後最高額の予算です。
 新年度予算案は、3月8日(水曜日)から開催される第1回町議会定例会に提案いたします。