“身近な自然環境を知ろう”上中3年生が湧別川の環境を学習

箱眼鏡で見る様子
捕まえた魚を見る様子

 9月16日(金曜日)、上湧別中学校3年生が湧別川に生息する生物や水質などを学びました。
 これは、地域の豊かな自然に触れることで身近な自然環境のことをもっと知ってもらおうと行われたもので、ゆうべつアウトドアクラブYU-PALの絹張洋史会長を講師に招き、湧別川に入り、川の環境を学びました。
 箱眼鏡や網を使い水生生物を観察・捕獲したほか、水素イオン濃度など試薬を使って測定し湧別川の状態を調査。カラフトマスやサクラマス、ウキゴリやトゲウオ、モクズガニなど、短時間でたくさんの生物を観察することができ、試薬の測定数値からも水質が良いことが確認できました。
 生徒たちは「湧別川の水質は汚れていると思っていたので、たくさんの生物が生息していて驚いた。きれいな川を維持していきたい。」、「特定外来生物のウチダザリガニがたくさんいて、生態系が崩れてきていることを初めて知った。」と話し、身近な自然環境に興味を持った様子でした。