“食が支える健康寿命”チューリップ生きがい大学で食育講座

講演会の様子

 11月17日(水曜日)に、チューリップ生きがい大学が文化センターさざ波で開かれました。
 今年4回目となるこの日は、北海道農政部が主催する「どさんこ食育推進事業」とタイアップして、北海道栄養士会オホーツク支部長で、北見市の特別養護老人ホームに勤務する酒井多恵子さんを講師に招いて、「食が支える健康寿命」と題した講演会が行われました。
 酒井さんは、今や現実的となった「人生100年」を生き抜く準備として、フレイル(年をとって体や心の働きが弱くなった状態)の進行を防ぐことが何より大切で、タンパク質が足りない低栄養と筋肉減少がフレイルに影響を与え、健康寿命の延伸を阻害していることなどをスクリーンでわかりやすく説明。さらには、食事の極意として栄養を捨てない食べ方や適塩のヒントなどを話し、出席した約40名の学生たちは真剣な表情で聞いていました。