“自然災害を学ぶ一日”中湧別小学校で防災の授業が行われました

津波の避難場所を確認する子どもたちの様子
雲ができる装置で雲を作っている様子

 11月11日(木曜日)、中湧別小学校で「一日防災学校」が開催され、地震などの自然災害について知識を深めました。
 例年であれば9月1日の防災の日に合わせて行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため緊急事態宣言が発令されていたことから時期をずらして行われました。網走地方気象台の職員や役場職員を講師に招き、「防災かるた」や「雲ができる装置」などで楽しく気象のことを学習したり、「津波発生装置」を使い「押し波」と「引き波」の時の波の押し寄せ方の違いや津波発生時に逃げる場所はどこが良いのかなどを学びました。
 津波のことを学習した5年生の子どもたちは、津波が襲ってきた時に実際にどこに逃げれば良いのかを「津波発生装置」の陸地におもちゃを置いて確認。安全と思っていた遠くに置いたおもちゃは流されてしまい、平坦な遠くより水の近くでも高い所の方が安全なことを気象台の職員から教わり驚いた表情を浮かべ、学習後には「この辺りだと五鹿山に行こう」などと話し合うなど日常の生活にしっかり置き換え、防災に対する知識・意識を向上することができる一日となった様子でした。