“おいしいご飯が炊けたよ!”湧ゆう湧くわく体験塾が昔の生活を体験

炊飯体験の様子
火おこし体験の様子

 10月30日(土曜日)に、町内の小学校4~6年生を対象にさまざまな体験活動を行う「湧ゆう湧くわく体験塾」がふるさと館JRYで行われ、参加した14人の子どもたちは、明治開拓期の衣食住を学びました。
 同館職員の指導で館内を見学し、マッチに火をつける練習など火の扱いを学んだ後、羽釜とまきストーブで炊飯体験を行いました。
 火は強すぎず、弱すぎないよう火力を調整しながら、水が沸騰してからの時間を正確に計測。最後は羽釜から出てくる匂いや音を頼り(写真左)に、炊き具合を見極めていました。
 この日の昼食は、ご飯のほか、みそ汁と漬物という質素なメニューでしたが、自分で炊いたご飯は格別。黙食でしたが、みんな笑顔でお代わりしていました。
 昼食後には、ひもぎり式での火起こし(写真右)にも挑戦。最初は道具の扱いに慣れない様子でしたが、次第にコツをつかんで、最後には全員が見事に着火させることができました。
 最新の電化製品に慣れた子どもたちにとって、便利な道具や機械がなかった昔の人たちの生活の苦労を感じとる貴重な経験となったようでした。
 体験塾はこれからもさまざまな体験活動を予定しています。年度の途中からでも参加できますので、参加を希望される方は教育委員会社会教育課社会教育グループ(電話01586-5-3132)までご連絡ください。