“にれっ子池を後世へ”保存会が植樹祭を行いました

植樹祭の様子
池の清掃活動の様子

 6月12日(土曜日)に、地域住民や有志などで構成される、にれっ子池保存会(代表者 坂東守さん)の皆さんによって、旧芭露小学校の池「にれっ子池」の清掃活動と果樹の植樹祭が行われました。
 この池は、エゾホトケドジョウやゲンゴロウなどの希少生物が生息しており、平成30年3月に閉校した芭露小学校では学校池として子どもたちの学びの場にもなっていました。同保存会はこの池を地域の池として残そうと、協賛金を募りながら昨年7月より活動しています。
 この日は、会員や地域の子どもたち約20人が集まり、「みんなで楽しめるように」と池の近くにハスカップやアカスグリなど5種類35本の果樹の苗を植えました。子どもたちは「実がなるのが楽しみだね」と心を込めて植えました。
 また、ヨシやスゲの葉の刈り取り、牡蠣貝を使った手作りの浄化槽を稼働させるなど池の清掃も行われ、気持ち良い汗を流していました。