“五鹿山を駆け上がれ!”ゆうべつ五鹿山マラソン

五鹿山マラソンの様子
五鹿山マラソンの様子

 5月9日(日曜日)、ゆうべつ五鹿山マラソン2021が開催されました。
 この大会は、最大斜度24度もある五鹿山スキー場の麓から頂上までを登り下りしながら駆け抜ける過酷なレースで、湧別町体育協会(会長 黒川隆さん)が2年前に湧別町合併10周年記念として開催したものです。3回目の大会となった今回は、小学校1年生から大人までの101人が出場しました。
 今年は、新型コロナウイルス感染症による感染拡大防止のため町民限定とし、選手、観覧者への検温・消毒のほか、スタートを分散するなどの対策を徹底したうえで開催されました。
 少し涼しい天候で、マラソンには絶好のコンディションのなか、最初に小学校低学年の部の号砲が鳴り、子どもたちが元気よくスタート。約300メートルのコースを走り抜けました。小学校高学年の部は約600メートルのコースを、中学生以上は約2キロメートルのコースを一生懸命走り抜けましたが、「こんなに急だと思わなかった」など、あまりの過酷さに、参加者たちは膝に手をあてながら必死に頂上を目指して力走。リタイヤする人もなく、全員が完走しました。
 ゴール後は、「最後まで諦めないで良かった」と爽やかな汗を流し、仲間・友人と称え合っていました。コロナ禍による運動不足も解消できて、素晴らしい一日となりました。